パチスロ業界初まとめ -パチスロ業界初項目・番外編- 補足ページ
パチスロ攻略マガジン(1996年11月号・巻頭記事)
決着!「ニューパルは2段階判定ではない」その理由とは?
ニューパル必勝ガイドでは、一発判定と2段階判定の違いを図で説明して、64分の1の第一次判定を通過
しないとボーナス判定を行わないと誇張している。その後スロマガがニューパルを解析したところ、それは
全くの誤りであったことが判った。
抽選乱数生成用カウンタは1本のみで、そこから取得した値が直接ボーナス判定に使用される仕組みに
なっていた。つまり値を取得した瞬間に既に結果は決まっているわけであり、基本的構造は他機種と全く
相違点がない。
確かに2段階らしき処理はあるものの、それはカウンタから取得した値が256以上だった場合はボーナス
当選の見込みがないためにサッサと小役判定等別の処理に駒を進める仕組みになっているだけであり、
この1段階目の判定自体はあってもなくてもプログラムの動作自体に全く影響を来さない。
サイコロに例えれば、振るのは1プレイに付き1回だけであり、2回振るわけではない。出た目が1ならばBIG、
2ならばREGといった具合だ。どう解釈しても一発判定である。いや、正確に言えば、2段階「判定」と解釈
することは出来ても、2段階「抽選」では決してない。
G誌は当初はあたかも抽選自体が2段階であるかのように書き立てていた。本誌の指摘により多少言い回し
を変えて来たが、曖昧な言葉で読者を煙に巻こうとせずに、きちんとした説明を行うべきであったと思う。
最もその能力がないのなら仕方がないが。(文責アラプロ)