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パチスロ全後継機一覧〜メーカー別 【藤興】
・最終機種の導入日が新しい順に登録しています。
・本土版(25φ)と沖スロ版(30φ)が同時期発売の場合、いずれかを除外しています。
・発売時期が異なるマイナーチェンジ版は、ここでは後継機として扱っています。
・主人公が異なるスピンオフパチスロは、ここでは後継機として扱っています。
・メーカーが異なる場合は、後継機として扱っていません。ただし、開発連携がある場合は後継機として扱います。
・成功度は、「○:ヒット」、「◎:大ヒット」、「×:特筆すべき悪評」を示しています。
・一番最後に、後継機の登場が待たれるものを独断でピックアップしています。
・最も間隔が空いたものは、「キングガルフ」⇒「キングガルフ2」の13年4ヶ月。
キングガルフ
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
キングガルフ 1996 - 大東音響 4 Atype
キングガルフ2 2009/04 13年4ヶ月 藤興 5 -
4号機の裏モノといえば「キングガルフ」を挙げる人が最も多いかも知れない、名機中の名機。特に7揃い時のファンファーレである「新世界」のインパクトは強烈で、一度でも状態を経験すると、おそらく一生、頭から離れなくなる。社名を「藤興」に変えてリリースした二代目ガルフは、当然ながら連チャンするわけもなく、全く人気が出なかったが、ファンファーレの「新世界」だけでなく、「リズムボーイズ」や「ワークスカーニバル」のBGMまで復活するということで、大東フリークというニッチな層にかなりウケていたと思われる。ただ、これを最後に、藤興からの新機種リリースは途絶えてしまった。
リズムボーイズ
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
リズムボーイズ 1998/05 - 大東音響 4 Atype
リズムボーイズマスター 1999/04 11ヶ月 大東音響 4 Atype
「キングガルフ」と並んで大東の名裏モノと言える、通称「リズボ」。パネルには怪しいオヤジが描かれていて、全く「ボーイズ」でないところが既にうさんくさい。その「リズボ」と後継機の「リズマス」は、いずれもメーカー裏モノ関与という理由で警察から検定取消処分を受けたが、大東はくじけずに「検定取消の取り消し」を求める行政訴訟を起こした。その結果、「リズマス」の検定取消は取り消されて発売が許されたが、ほとんど売れなかった上に、メーカーが日電協除名を食らってしまったため、大東としての歴史はそこで終わってしまった。
狂犬
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
パピードッグ 1997/04 - 大東音響 4 Atype
ワンワンハウスA 1998/03 11ヶ月 大東音響 4 Atype
この2機種が後継関係にあるかどうかは不明だが、いずれも可愛い犬を採用したファンシー系パチスロを思いきや、実は初心者は決して近寄ってはいけない危険なパチスロという共通点から、「狂犬シリーズ」としてまとめた。なお、「ワンワンハウスA」は、上記の「リズムボーイズマスター」と同じく、検定取消の取り消しが認められたマシンである(該当はその2機種のみ)。
ザンガス
    
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
ザンガス1 1993/10 - 大東音響 4 Atype
ザンガスII 1994/04 6ヶ月 大東音響 4 Atype
ザンガスSP1 1995/02 10ヶ月 大東音響 4 Atype
初代は「業界初のボーナス告知音」を採用した革命マシンだが、ボーナスを揃えるまで「ピロピロピロピロ…」と派手な告知音(今でいうエラー音に近い)が鳴り響くので、目押しの苦手な人はむしろ早く揃えようと焦りまくって、ドロ沼にハマっているパターンをよく見かけた。そんな状況を見かねたのか、二代目は一番のウリのボーナス告知音を廃止。その結果、人気が全く出ず、やがて裏モノがはびこることになった。そして、三代目に至っては、もはやハナから裏モノしか設置されない始末。業界初の偉業を達成したタイトルなのに、不憫な状態で終わることになってしまった。
ベンハー
      
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
ベンハー 1988/03 - 大東音響 2 Atype
ゴールドベンハー 1989/06 1年3ヶ月 大東音響 2 Atype
ビッグベンハー 1990/06 1年0ヶ月 大東音響 3 Atype
マジカルベンハー 1991/03 9ヶ月 大東音響 3 Atype
大東の2〜3号機を支えた名シリーズ。初代「ベンハー」は、当時提携関係にあった高砂電器の「ウィンクル」とほぼ同じ内容であった。同じく、二代目「ゴールドベンハー」は「スーパーウィンクル」の、三代目「ビッグベンハー」は「ドリームセブン」の、四代目「マジカルベンハー」は「ドリームセブンJr.」の兄弟機という位置付けだが、リール制御やゲーム性は大幅に異なっていた。特に「マジベン」は、業界初の7以外(3)のBIG絵柄採用という革命マシンとして歴史に残るマシンである。しかし、「BIG中に7を揃えると再びBIGスタート」というトンデモ攻略法が発覚し、兄弟の「ドリームセブンJr.」と共に撤去される運命となった。
後継機登場が待たれるタイトル
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
シリアスA 1995/06 - 大東音響 4 Atype
カジノマスター 1996/03 - 大東音響 4 Atype
ワークスカーニバル 1996 - 大東音響 4 Atype
 
  いずれも、個人的に愛した裏モノたちである。こうして全体を見渡すと、大東が手がけた4号機で、駄作的な裏モノは存在しなかった。おそらく今後は、後継機どころか、新機種がリリースされる可能性も非常に低いと思われるが、過去の激動時代を知る当事者として、なんとか生き残って欲しいメーカーである。


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