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パチスロ全後継機一覧〜メーカー別 【パイオニア】
・最終機種の導入日が新しい順に登録しています。
・本土版(25φ)と沖スロ版(30φ)が同時期発売の場合、いずれかを除外しています。
・発売時期が異なるマイナーチェンジ版は、ここでは後継機として扱っています。
・主人公が異なるスピンオフパチスロは、ここでは後継機として扱っています。
・メーカーが異なる場合は、後継機として扱っていません。ただし、開発連携がある場合は後継機として扱います。
・成功度は、「○:ヒット」、「◎:大ヒット」、「×:特筆すべき悪評」を示しています。
・一番最後に、後継機の登場が待たれるものを独断でピックアップしています。
・最も間隔が空いたものは、「スーパーセブン」⇒「スーパーセブン(新)」の20年7ヶ月。
キンバリー
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
キンバリー-30 1999/06 - パイオニア 4 Atype
キンバリー-30(仮) 2013/03 13年9ヶ月 パイオニア 5 -
長い赤ひげと虫歯のような金歯が描かれたパネル、臭そうなクチビルBIG絵柄(なぜか金歯無し)、不気味なトビウオ告知ランプなど、全体的に何を意図してるのかさっぱりわからない機種。いったい、何人くらいの人が実際に打ったんだろう、と思えるほどの超マイナー台だが、なぜかそんな機種の後継機がリリースされた。ただ、赤ひげや金歯やパイプなどがやたらと豪華なデザインに変化しており、例のクチビルBIG絵柄もパネルと同じデザインに統一されている。なお、4号機の「アカヒゲ」も内部的にはシリーズ機なのかもしれないが、ここでは除外した。
シオサイ
      
      
      
      
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
シオサイ-30 1997/11 - パイオニア 4 Atype
シオサイ 1998/04 5ヶ月 パイオニア 4 Atype
ハイハイシオサイ-30 2000/06 2年2ヶ月 パイオニア 4 Atype
シオラー-30 2002/02 1年8ヶ月 パイオニア 4 Atype
ビッグシオ-30 2002/07 5ヶ月 パイオニア 4 Atype-ST
シオマール-30 2003/04 9ヶ月 パイオニア 4 Atype-ST
スーパーシオ-30 2004/06 1年2ヶ月 パイオニア 4.7 Atype-ST(プチ)
シオサイ(新) 2005/03 9ヶ月 パイオニア 4.7 Atype
ビッグシオジェンヌ-30 2005/05 2ヶ月 パイオニア 4.5 Atype-ST
ゴールドシオ-30 2006/05 1年0ヶ月 パイオニア 5 -
シオサイ-30(新) 2008/11 2年6ヶ月 パイオニア 5 -(天井RTのみ)
シオサイV 2009/03 4ヶ月 パイオニア 5 -(天井RTのみ)
シオサー-30 2010/02 11ヶ月 パイオニア 5 -
ビッグシオV 2010/09 7ヶ月 パイオニア 5 ART
シオサイマックス-30 2011/02 5ヶ月 パイオニア 5 -
シオサイA-30 2012/07 1年5ヶ月 パイオニア 5 -
スーパーシオ-30(新) 2013/03 8ヶ月 パイオニア 5 -
一時期、沖スロと言えば「シオサイ-30」と言えるほど全国的に増殖し、多くのホールで沖スロのシマが新たに作られた。しかも、そのほとんどが裏モノと化していたため、一般的に「沖スロ=裏モノ」が当たり前な状況になり、皮肉にもノーマル設置は沖縄県だけとも言われた。そんな状況は2002年初頭まで続き、その後は「ハナハナシリーズ」の項とほぼ同様である。こちらのシリーズは、ハイビスカスがボーナス絵柄で採用されたり、ほとんどのパネルにナミネが描かれたりと、ハナハナよりも華やかなシリーズというイメージ。"シオ"を絡めた機種名やナミネのファッション(国籍)など、常に遊び心に溢れている。
ハナハナ
      
      
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
ハナハナ-30 2001/05 - パイオニア 4 Atype
スーパーハナハナ-30 2003/09 2年4ヶ月 パイオニア 4.5 Atype-ST
ドンドンハナハナ-30 2004/11 1年2ヶ月 パイオニア 4.7 Atype
ニューハナハナ-30 2007/02 2年3ヶ月 パイオニア 5 -
スペシャルハナハナ-30 2008/07 1年5ヶ月 パイオニア 5 -
サンサンハナハナ-30 2009/08 1年1ヶ月 パイオニア 5 -
スペシャルハナハナII-30 2010/12 1年4ヶ月 パイオニア 5 -
キングハナハナ-30 2011/10 10ヶ月 パイオニア 5 -
ドラゴンハナハナ-30 2012/10 1年0ヶ月 パイオニア 5 -
初代は、シオサイシリーズと並んで設置のほとんどが裏モノと化し、特に32Gバージョンが有名であった。初代の大ヒットの要因は「裏モノ化」によるところが大きいのは異論がないはず。やがて裏モノが淘汰され、パイオニアの沖スロ特需も終わりかと思われたが、意外にその後も人気が持続している様は、実は裏モノでなくてもハナハナ自体が面白いということを証明したと言える。特に東海地方は、かつて沖裏がさかんだっただけに、その流れで今もハナハナコーナーが花盛りである。定期的に新機種をリリースしているが、ジャグラー以上に変化が無く、パネルを見ないと何を打ってるのかわからなくなる。
オアシス
    
    
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
オアシス 2001/02 - パイオニア 4 Atype
オアーゼ 2003/02 2年0ヶ月 パイオニア 4 Atype
ニューオアシス 2006/02 3年0ヶ月 パイオニア 5 -
スペシャルオアシス 2009/02 3年0ヶ月 パイオニア 5 -
サンサンオアシス キュイーンVer. 2010/06 1年4ヶ月 パイオニア 5 -
オアシス(新) 2012/06 2年0ヶ月 パイオニア 5 -
シオサイシリーズの本土版(25φ版)で、長きに渡って、沖縄版(30φ版)ときっちりシリーズが分かれているのが特徴的。沖スロのシマが無くてもシオサイが楽しめるとあって、初代は広範囲に渡って普及した。本土版なだけに、明らかに「第三ボタン停止後の後告知」の割合が多くなっている。さらに5号機では、チェリー・スイカをメインとした同時抽選の割合が非常に高い。シリーズが続くにつれ、プレミア告知も多彩になっている。なお、メジャー系のマシンで、告知ランプのハイビスカスが外向きに配置されるのは、初代「オアシス」のみである(他に、「キングキャッスル-30」、「フラワーパラダイス」など)。
ハイビ
    
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
ハイビ-30 2002/10 - パイオニア 4 Atype
ビッグハイビ-30 2007/09 4年11ヶ月 パイオニア 5 -
キングハイビ-30 2011/06 3年9ヶ月 パイオニア 5 -
シオサイ、ハナハナに続く、第三の沖スロブランドだが、その先輩2つの人気が衰えないので、こちらはなかなかヒットに恵まれていない。パネルのハイビスカスが少しづつ変化しており、ビッグハイビのみ花びらが盛り上がっているように描かれている。また、花の中心から伸びている花弁は全て異なっていて、シリーズが進むにつれてなんだかエロくなっているような気がするのは気のせいか。なお、「魔法のハイビスカス」は、明らかにシリーズではないので除外した。
ハナ(非ハナハナ)
    
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
ハナイチバン-30 2007/11 - パイオニア 5 -(演出RTのみ)
ハナダマシイ-30 2008/03 4ヶ月 パイオニア 5 RT
ハナノマイ-30 2010/08# 2年5ヶ月 パイオニア 5 -
メーカー的に、おそらく少しでも変化をつけようと、定期的に出してくる非ハナハナ系のハナシリーズ。発売には至っていないが、2010/2には「ハナノベンケイ-30」という機種も適合させている。しかし、どれもほとんど売れることなく終わっているため、近年では再びシオサイとハナハナの開発に注力している。
スーパーセブン
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
スーパーセブン 1988/12 - パイオニア 2 Atype
スーパーセブン(新) 2009/07 20年7ヶ月 パイオニア 5 RT
高砂の「ウィンクル」、大東の「ベンハー」、そしてこの「スーパーセブン」は、全て根っこが同じ兄弟機。ただ、「ウィンクル&ベンハー」がほぼ双子関係だったのに対し、「スーパーセブン」は大幅に手が加えられた。特にリール制御は根本から作り直したようで、フラグ成立絵柄を全てのリールで最大限に引き込むように、言い換えると「スベリがアツい」機種へと変貌していた。5号機版でも、もちろんそのスベリは継承されており、大きくスベれば大チャンスという仕様に。なお、この前の11機種は全てハイビスカスマシンだっただけに、この機種が発表された時の唐突感は大きかった(そして、その後の9機種もハイビスカスマシン)。
パラディ
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
パラディ 1995/03 - パイオニア 4 Atype
パラディエンジェル 1996/04 1年1ヶ月 パイオニア 4 Atype
業界初のアートパネルと言ってもよく、アートし過ぎて何を書いているのかわからない描写は、後のシオサイやオアシスなどに引き継がれている。安易にオオハシをBIG絵柄にしないところや独自のリーチ目群などは、当時のパイオニアの反骨精神を感じる。二代目は、中段花がらみの新リーチ目追加で、さらにゲーム性が奥深くなった。このシリーズで特筆すべき点は、何といっても「ランプ消灯告知」。リプレイの次Gはリプレイランプが継続点灯するが、ボーナス成立Gに限ってはそのランプが消えてしまうという、単なるバグが偶然にも激アツ演出に昇華した。5号機では「パラディエンジェル」が適合済みだが、お蔵入りの可能性が高そう。
シティ
    
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
シティボーイII 1994/06 - パイオニア 4 Atype
シティボーイBL 1994/09 3ヶ月 パイオニア 4 Atype
ニューシティボーイ 1995/02 5ヶ月 パイオニア 4 Atype
ミリオンシティEX 1995/03 1ヶ月 パイオニア 4 Atype
ミリオンシティRX 1995/06 3ヶ月 パイオニア 4 Atype
初代は、「これがリーチ目!?」と驚くような変則的リーチ目を多数搭載した大量リーチ目マシン。これらのマニアックなリーチ目は、シティシリーズに受け継がれていったのはもちろん、別のパイオニアマシンたちにも引き継がれていき、やがて、「伝統のシティボーイ目」と謳われるようになった。
ムサシ
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
ムサシ 1990/06 - パイオニア 2 Atype
ムサシII 1992/01 1年7ヶ月 パイオニア 3 Atype
高砂との提携を解消して、パイオニアオリジナル第一弾として登場したが、最後まで攻略され続ける悲惨な一生だった。有名なのは、なんと言っても「盤面ゴト」。逆押しで7をテンパイさせ、左リール部の盤面を思いっきり押すと、パネルとリールが接触して停止、そのタイミングでストップボタンを押すと内部的にエラーが発生し、停止絵柄と関係なくBIGがスタートした。これは、盤面と極端に近かったリールを奥にずらすことで解消したが、他にも小役抜きやホーパーゴトなどが次々と発覚し、壊滅的な状況に陥った。3号機版はそういった問題は存在しないが、最初から裏モノで登場したため、むしろ正規仕様は全く関係無い。
フォーチュンワン
    
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
フォーチュンワン 1985/08 - パイオニア 1 -
フォーチュンワンZ 1986/04 8ヶ月 パイオニア 1 -
フォーチュンワンII 1987/07 1年3ヶ月 パイオニア 1.5 -
初代は、パイオニアの記念すべき参入第一弾。しかし、中身は高砂の「ワンダーセブン」とほぼ同じである。したがって、「ワンダーセブン」と同様に、ボーナス中のボーナス抽選、及びボーナス後の1G連チャンが存在する。「Z」は、小役抜き攻略の対策機である。
後継機登場が待たれるタイトル
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
ミステリオ・ウノ 1996/08 - パイオニア 4 Atype
ブンブンブン 1997/09 - パイオニア 4 Atype
ベジタンV 1997/03 - パイオニア 4 Atype
だるまさん 1999/10 - パイオニア 4 Atype
兜(カブト) 2001/09 - パイオニア 4 Atype
 
  4号機初期〜中期のパイオニアは、山佐なみの、いや山佐を凌ぐほどのリーチ目センスを持ったメーカーだった。上に挙げた「ミステリオウノ」、「ブンブンブン」、「ベジタンV」などは、まさに傑作の森と言える作品たちで、伝統の「シティボーイ目」を引き継ぐだけでなく、それぞれの機種で芸術的なリーチ目を追加していった。他のメーカーが安易に山佐型リーチ目を真似する中で、完全な独自路線を貫いた姿勢は賞賛に値するが、マニアックなのには違いなく、残念ながら全体的な設置は伸びなかった。「だるまさん」は、コントロールとテーブルを1/32の確率でコロコロと切り替えるアイディアマシン。現状の5号機規定では無理だが、いずれは復活して欲しい。しかし、パイオニアの5号機は2012年8月までの30機種中、ハイビスカスマシン以外の機種は「マリーンギャング」、「スーパーセブン」、「ミルキーマーチ」の3機種のみと、ほとんど2年に1回の特別行事。上記の復活の願いは極めて薄いと思われる。



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