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パチスロ全後継機一覧〜メーカー別 【山佐・ニイガタ電子】
・最終機種の導入日が新しい順に登録しています。
・本土版(25φ)と沖スロ版(30φ)が同時期発売の場合、いずれかを除外しています。
・発売時期が異なるマイナーチェンジ版は、ここでは後継機として扱っています。
・主人公が異なるスピンオフパチスロは、ここでは後継機として扱っています。
・メーカーが異なる場合は、後継機として扱っていません。ただし、開発連携がある場合は後継機として扱います。
・成功度は、「○:ヒット」、「◎:大ヒット」、「×:特筆すべき悪評」を示しています。
・一番最後に、後継機の登場が待たれるものを独断でピックアップしています。
・最も間隔が空いたものは、「フルーツチャンス(日活興業)」⇒「ネオフルーツチャンス」の17年11ヶ月。
戦国無双
    
(C)TK GAMES
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
戦国無双 2007/08 - 山佐 5 ART
戦国無双〜猛将伝〜 2010/11 3年3ヶ月 山佐 5 ART
戦国無双2 【発表待ち】 年ヶ月 山佐 5 ART
初代は、キャラ選択によるART継続システムの変化、とりわけ「慶次」選択時から突入する無限ARTが好評を博して大ヒットを記録した。同時期の「2027」と並んで、「ボーナスでメダルを増やす」という5号機概念を完全に覆した、今のART全盛期の先駆け的な存在と言える。「猛将伝」は、そんな名機の後継機ということで話題を集めるも、演出・スペックともに目新しさに欠けていたせいか、年末商戦のライバルたちに大きく水をあけられる結果となってしまった。三代目の報は、正直、「まだやるのか」という印象だが、きっと相当な覚悟でリベンジに燃えているんでしょう。
宇宙戦艦ヤマト
  
(C)東北新社
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
宇宙戦艦ヤマト 2010/04 - 山佐 5 ART
宇宙戦艦ヤマト2 -テレサ、愛の導き- 2013/02 2年10ヶ月 山佐 5 ART
初代は、「第二ART」という触れ込みが話題になるも、フタを開けたら時代錯誤的な無限ART仕様で、期待していたプレイヤーを稼働前から失望させた。さらに、実際に打ってみると演出の出来が非常に悪く、速攻で客が飛んでしまう結果に。山佐としては、「機動戦士ガンダムIII」と双璧をなす黒歴史マシンと言えるが、やはり、どうしてもリベンジを果たしたいのか、こちらも後継機を出してきた。ちなみに、これより前の4号機時代に、バンプレストが「宇宙戦艦ヤマト」というパチスロをリリースしている(2000年11月、開発はサミー)。結局、全く売れることなく、バンプレストはパチスロ事業から静かに撤退していった。
キュロゴス
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
キュロゴス 2000/12 - 山佐 4 Atype
キュロゴス2 2012/11 11年11ヶ月 山佐 5 ART
「スゴロク」を逆読みした機種名。初代は、初めてスゴロク概念を持ち込んだ革命機で、6つのマス目から生まれる様々な演出とリール出目との融合は、ほぼ完璧に近かった。当時、一般受けの「タイムクロス」、マニア受けの「キュロゴス」といった感じで、同門ライバルの影に隠れることが多かったが、その面白さは決してタイムクロスに劣っていない。時を経てその後継機が出るということで話題になるも、フタを開けたら中身は普通に「モンキーターン」…。何のために"キュロゴス"を名乗ったのか意味不明で、期待していた初代ファンは完全に置いてけぼりな状態に。
キン肉マン
  
(C)ゆでたまご/集英社・東映アニメーション
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
キン肉マン 2008/04 - 山佐 5 ART
キン肉マン〜キン肉星王位争奪編〜 × 2012/10 4年6ヶ月 山佐 5 ART
初代の「1/100程度の軽いボーナス+無限ART」の仕様はプレイヤーから大きく支持され、後に「肉タイプ」という言葉が一般的になるほど、広く他メーカーに反映された。その後、「肉タイプ」は完全に地雷スペックと化しただけに、二代目は前作の特徴を継承せず、流行りのG数上乗せ式ART仕様で登場。しかし、あまりに一撃性に特化した辛々スペックが受け入れられず、さらに他の要因もいろいろあって、あっと言う間に客が飛んでしまった。
パルサー(カエル系)
      
      
      
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
パチスロパルサー 1980 - 尚球社 0 -
パルサーナイト 1981 1年0ヶ月 尚球社 0 -
パルサーXX 1985/09 4年8ヶ月 日活興業 1 -
パルサーXXII 1987/07 1年10ヶ月 山佐 1.5 -
パルサーXXΣ 1987/07 同上 山佐 1.5 -
ビッグパルサー 1989/12 2年5ヶ月 山佐 2 Atype
ニューパルサー 1993/04 3年4ヶ月 山佐 4 Atype
ワイワイパルサー2 1996/08 3年4ヶ月 山佐 4 Atype
ニュービッグパルサー 1997/01 5ヶ月 山佐 4 Atype
ケロケロパルサー2 × 1997/04 3ヶ月 山佐 4 Atype
ワンパクパルサー × 1997/09 5ヶ月 山佐 4 Atype
ニューパルサーR 2000/03 2年6ヶ月 山佐 4 Atype
ニューパルサーT 2001/05 1年2ヶ月 山佐 4 Atype-ST(プチ)
キングパルサー 2001/11 6ヶ月 山佐 4 Atype-ST
ネオマジックパルサーXX 2003/07 1年4ヶ月 山佐 4.5 Atype-ST
ニューパルサーRX 2003/08 1ヶ月 山佐 4.5 Atype
キングパルサーA(エース) 2003/11 3ヶ月 山佐 4.5 Atype-ST
ニューパルサーX 2004/04 5ヶ月 山佐 4.5 Atype
キングオブキングパルサー 2004/10 6ヶ月 山佐 4.7 Atype-ST
ニューパルサーRZ 2005/10 1年0ヶ月 山佐 4.7 Atype
ジャイアントパルサー 2006/09 11ヶ月 山佐 4.7 Atype-ST
ニューパルサーV 2007/06 9ヶ月 山佐 5 -
ニューパルサーレッド 2008/02 【テストのみ】 山佐 5 -
ニューパルサーエボリューション 2008/05 11ヶ月 山佐 5 -
ケロット 2009/01 8ヶ月 山佐 5 -(演出RTのみ)
ニューパルサー3 2009/06 5ヶ月 山佐 5 -
パルサー402 2009/09 【テストのみ】 山佐 5 -
キャプテンパルサー 2009/11 【テストのみ】 山佐 5 -
ニューパルサースリーRZ 2010/04 【テストのみ】 山佐 5 -
ニューパルサーV2 2010/06 1年0ヶ月 山佐 5 -
パルサーワン 2010/06 【テストのみ】 山佐 5 -
ケロット〜スウィートver.〜 2010/09 3ヶ月 山佐 5 -(演出RTのみ)
ニューパルサーV2〜ブラックver.〜 2010/11 2ヶ月 山佐 5 -
ケロット2 2011/10 11ヶ月 山佐 5 -(演出RTのみ)
ニューパルサーSP 2012/06 8ヶ月 山佐 5 -
  クルッとケロッとルーレット!   2012/06 【テストのみ】  山佐 5 ART
記念すべき初パチスロが「パチスロパルサー」であり、最大の特徴は大量リーチ目の搭載であった。販売は尚球社だが、開発は山佐と日活がメインとなっている。「パルサー」という言葉は、当時流行っていた「日産パルサー」が由来(コンパクトなイメージがマッチ)。その後、「ビッグパルサー」のヒットで大量リーチ目が広く世間に認知され、さらに「ニューパルサー」の特大ヒットにより、ほぼ全メーカーを巻き込む大量リーチ目ブームに発展した。4号機後期では、純Aタイプのニューパル系、ストックのキンパル系と2シリーズに分岐。5号機でも精力的にニューパルをリリースし、その中で「初の4リール機」や「初の設定1段階」などの新たな取り組みも行われた。さらに、"液晶のニューパル"という触れ込みの「ケロットシリーズ」も誕生し、その後、カエル系で初めてのART仕様となる最新作「クルッとケロッとルーレット!」が直営店にテスト導入された。

鉄拳
      
(C)NAMCO BANDAI Games Inc.
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
鉄拳R 2004/06 - 山佐 4.7 Atype-ST
鉄拳X × 2006/10 2年4ヶ月 山佐 4.7 Atype-ST
鉄拳2nd 2012/01 5年3ヶ月 山佐 5 ART
鉄拳デビルVer 2012/05 4ヶ月 山佐 5 ART
初代は「美麗グラフィックパチスロの元祖」と言ってもいいような機種で、5号機で復活した2代目も、今までのパチスロの中でもトップを争うほどの美しさ。とにかく映像のインパクトが抜群なシリーズで、やはりゲーム会社がメインとなって演出を作ると、全然変わってくることを感じさせる。「鉄拳X」は、プレイヤーから大いに反感を買った「2006年お蔵一掃処分」の一品で、正確には後継機では無い。なお、プレミア演出の中で、「マジカルポップス」の魔女っ娘が13年ぶりに復活したことが、一部マニアの間で話題となった。
サイバードラゴン
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
サイバードラゴン 2001/07 - 山佐 4.1 Atype-AT
サイバードラゴン2 2011/07 10年0ヶ月 山佐 5 ART
プレイヤーミッションの先駆けとなった初代と同じく、2代目もミッション演出が最大のウリであり、そのほとんどが無理ゲー感漂う内容なのも初代を引き継いでいる。なお、プレミア演出の中で、「CRすーぱー福の神」のふ〜ちゃん&く〜ちゃんが5年ぶりに復活したことが、一部マニアの間で話題となった。
天下布武
    
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
天下布武 2004/03 - 山佐 4.7 Atype-ST
天下布武R-織田と羽柴と家康と- 2006/06 2年3ヶ月 山佐 4.7 Atype-ST
天下布武2 2011/04 4年10ヶ月 山佐 5 ART
初代の一番のウリだった、ガチ抽選による超高確率でのボーナス放出ゾーン「覚醒モード」は、5号機版でも同じような仕様として上手く継承されている。それに加え、忍者がEXILE的な動きをしたり、武将が白鳥パンツなどのコスプレをしたりと、思い切ったお笑い路線に転向。さらに、正式PVと同時に公開された自虐PVも話題を呼んだ。なお、「天下布武R」は、「2006年お蔵一掃処分」のうちの一品であり、正確には後継機ではない。
功夫 【チーパオ系】
      
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
功夫淑女(カンフーレディ) 2000/01 - 山佐 4 Atype
功夫烈伝(カンフーレツデン) 2002/01 2年0ヶ月 山佐 4.1 Atype-ST
燃えよ!功夫淑女 2006/01 4年0ヶ月 山佐 4.7 Atype-ST
燃えよ!功夫大戦 2011/01 5年0ヶ月 山佐 5 ART
このシリーズのヒロインであるチーパオ(七好)は、山佐が公募した「ビッグデザインコンテンスト」の記念すべき第1回目の入賞作品。当初は、「淑女」という言葉がふさわしいキャラだったが、シリーズが進むにつれ、どんどん子供っぽいキャラに退行していった。しかし、そんな見映えに反して、何故かスペックはどんどん凶暴化し、プレイヤーの反感を買うことも多かった。5号機でのチーパオは、山佐マシンとしては久々の高稼働を記録し、復活の足がかり的な機種となった。
ティーダ
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
ティーダ-30 1998/12 - 山佐 4 Atype
ティーダ2-30 2010/08 11年8ヶ月 山佐 5 -
初代は山佐初の本土版が無い沖スロであり、レバーオン時のバックライト全消灯告知がウリだった機種。5号機ではバックライト消灯演出が禁止なだけに、「山佐のことだから、何らかの裏技を見つけて対応したのか?」とも思われたが、特に何のアイディアもなく普通に告知ランプが点灯するだけの機種だった。ただし、ボリュームゼロで設定変更を行った場合、最初のボーナスが「ボフッ告知」になるという、一風変わったイベント向け機能が搭載されている。ちなみに、「ティーダ」は太陽を意味する沖縄用語。
リッジレーサー
  
(C)2004-2010 NBGI
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
パチスロリッジレーサー 2008/05 - ニイガタ電子 5 ART
パチスロリッジレーサー2 2008/12 【テストのみ】 ニイガタ電子 5 -
パチスロリッジレーサー2E 2009/12 1年7ヶ月 ニイガタ電子 5 -
パチスロリッジレーサー447 2010/03 3ヶ月 ニイガタ電子 5 -
製造:ニイガタ電子、開発支援:山佐、販売:パイオニアという、新販売ユニット「インパルス」を立ち上げ、初代「パチスロリッジレーサー」がその新ブランド第一弾となった。筺体上部でライトがせり出したり、タコメーター役モノを搭載したりと、なかなかの意欲作だったが、山佐の立ち位置が微妙だっただけに、どうにも漂うマイナー感は払拭できなかった。結局、全く売れなかったせいか、インパルスは「リッジレーサー」だけで解散している。なお、「2E」はBIG402枚獲得、「447」(筺体は2Eと同じ)はBIG447枚獲得と、シリーズが進むにつれて獲得枚数がアップしていった。
ピカゴロウ
      
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
でるでる小僧 1998/02 - 山佐 4 Atype
ピカゴロウ 1998/04 - 山佐 4 Atype
ピカゴロウ2 2004/02 5年10ヶ月 山佐 4.5 Atype
スーパーピカゴロウR 2001/04 3年2ヶ月 山佐 4 Atype
ピカゴロウV 2007/03 5年11ヶ月 山佐 5 -
ピカゴロウJ 2009/10 【テストのみ】 山佐 5 RT
ピカゴロウV2 2010/02 2年11ヶ月 山佐 5 -
今では当たり前のように「ピカゴロウ」というキャラで通っているが、初登場の機種にはいわゆる「ピカ機能」は無く、中身はほぼニューパルと同一の大量リーチ目マシンだった。「サンダーV」の大ヒットによる演出ブーム到来により、それまで頑なに大量リーチ目で勝負していた山佐も路線変更を余儀なくされ、初めて「光り系の演出」を搭載したという、ある意味、黒歴史的な面もある。しかし、皮肉にも、その「ピカゴロウ」が主に年配層から大きな支持を受け、現在までのロングシリーズ化に至っている。個人的に特筆したいのは「ピカゴロウV」における赤7の歌付きBGMで、その郷愁を誘う歌詞メロディー(動画)はいつ聞いても泣ける。
タイム 【ウィンちゃん系】
      
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
タイムクロスA 2000/07 - 山佐 4 Atype
  タイムクロス 2000/08 1か月 山佐 4 Atype
タイムパーク 2002/04 1年8ヶ月 山佐 4 Atype-ST(プチ)
祭りの達人〜ウィンちゃんの夏祭り〜 2005/06 3年2ヶ月 山佐 4.7 Atype-ST
タイムレスキュー777 × 2009/11 4年5ヶ月 山佐 5 -(天井RTのみ)
タイムレスキューS 2009/11 同上 山佐 5 -
初代は山佐初の液晶搭載機であり、業界初の「通常時の複数ステージ」を搭載した名機。演出完成度の高さやスペックバランスの良さで大ヒットを記録した。0歳で登場したウィンちゃんは、新作が出るたびにほぼ実際の年月に合わせた成長を遂げており、古くからのスロッターにとっては特に思い入れの強いキャラクターになっている。最新作の「タイムレスキュー」では、そのスペック、キャラ(3Dポリゴン化)ともに不評に終わり、次作での巻き返しが期待される。なお、"A"がつかない「タイムクロス」は、追加販売で東北地方を中心に設置されたものらしい。
リノ
    
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
リノ 1990/12 - ニイガタ電子 3 Atype
スーパーリノ 2001/09 10年9ヶ月 山佐 4 Atype-ST
スーパーリノX 2002/02 5ヶ月 山佐 4 Atype-ST
リノV 2002/09 7ヶ月 ニイガタ電子 4 Atype-ST
リノNo.5 2009/09 7年0ヶ月 山佐 5 -(演出RTのみ)
ニイガタ電子からリリースされた初代は、その設置のほとんどが裏モノと化し、「5G以内に小役が揃えば連チャン確定」という特殊システムで一世風靡した3号機。時が流れ、4号機時代に提携をした山佐からその名が復活することになるが、「5G連チャン」をウリとしたスペックであり、完全に裏モノシステムを意識した内容になっていた。なお、5号機版リノも、「5Gまでがチャンス」という機能を一応は引き継いだが、「本当に設置があったの?」というくらい、超マイナー機で終わっている。
ガンダム
  
(C)創通・サンライズ
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
機動戦士ガンダムII〜哀・戦士編〜 2007/12 - 山佐 5 RT
機動戦士ガンダムIII〜めぐりあい宇宙編〜 × 2009/07 1年7ヶ月 山佐 5 ART
リール左右に搭載されたスロットルレバーが特徴的なシリーズであり、初代はスペックのバランスも良く、そこそこの人気台であった。そして、満を持して発表された二代目は、相当に気合いの入ったプロモーションなどを見るに、おそらく「エウレカ」や「忍魂」なみの人気機種になることを想定していたと思われるが、結果的には記録的と言えるほどの速さで客が飛んでしまい、かなりのショックを受けたであろうと推察できる。それを引きずってか、以降2年ほど、山佐は不遇をかこつことになってしまった。
花月
    
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
花月 1999/01 - 山佐 4 Atype
梅花月R 2000/10 1年9ヶ月 山佐 4 Atype
夢花月 2009/04 8年6ヶ月 山佐 5 ART
初代は山佐初の大量獲得機で、「イージーマックス」なる目押し簡単機能がウリだった。二代目は、テトラ搭載など大幅に演出がパワーアップするも、基本的な路線は踏襲。しかし、5号機では、「うぐいすチャンス」という呼称は引き継がれているものの、ほとんどARTのみのゲーム性に変貌していて、そのあまりの変化に古くからの花月ファンをがっかりさせた。
ファウスト
    
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
ファウスト 2000/11 - 山佐 4 Btype
メフィスト 2003/06 2年7ヶ月 山佐 4.5 Btype-ST
バウンティキラー 2008/10 5年4ヶ月 山佐 5 ART
「ファウスト」、「メフィスト」は、ともに山佐テトラマシンの傑作として歴史に残る名機。そして、「バウンティキラー」は、特に公式で後継関係を謳われることは無かったが、その世界観などは明らかに「メフィスト」の続編という位置付けなっている。"筺体から風が吹いたらチャンス"という、業界初の機能が搭載された。
プレイボーイ
  
(C)Playboy Enterprises International,Inc,PLAYBOY,RABBIT HEAD DESIGN,PLAYMATE are trademarks of Playboy and used under license by CoMix Wave,Inc.
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
プレイボーイ 2007/02 - 山佐 5 RT
プレイボーイLimitedEdition 2008/02 1年0ヶ月 山佐 5 RT
初代は記念すべき山佐初の5号機パチスロであり、5号機とは思えないほど洗練されたリール制御、さらにそれまでに無かった違和感演出など、実に完成度の高いパチスロ。これが売れなかったことによって、山佐はNGスペックと捉えてるフシがあるが、個人的にはその突飛かつ取っ付きにくいタイアップ版権が要因な気がする。1年後にリリースされた後継機は、基本的に確率違いのマイナーチェンジ版だが、プレイメイトが「イエエェェ〜ス」と身悶える演出(動画)が追加され、ホールで爆笑してしまった思い出が残る。
フルーツチャンス
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
フルーツチャンス 1989/01 - 日活興業 2 Ctype
ネオフルーツチャンス × 2006/12 17年11ヶ月 山佐 4.7 Ctype-ST
初代はBIGが存在しない「REG+SIN集中」のCタイプ、そして4号機版も「REGのみ」のCタイプと、その名を引き継ぐだけあって、スペック的には良く似たものになっている。「ダブルバー・ビッグウェーブ」と共に4号機の最終リリースマシンとなり、4号機末期に各メーカーから大量に出てきた「お蔵から無理やり出してきた残念なマシンたち」を象徴する存在でもあった。なお、0号機の「パチスロパルサー」からずっと提携を続けていた山佐と日活興業は、この初代を最後に提携を解消した。
ザクザク千両箱
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
ザクザク千両箱R × 2002/09 - 山佐 4.1 Atype-ST
CRすーぱー福の神 2006/04 3年7ヶ月 山佐 4.5 Atype-ST
初代は、1/3の確変に当たれば、以降2回の当たりが保証されるという、昔のフルスペックCRパチンコのような仕様であり、そのアピールとしてパネルに「CR」と書かれた。しかし、あまりにも初当たりが重く、プレイヤーの間では「サクサク貯金箱」と呼ばれた。「CRすーぱー福の神」は、例の「2006年お蔵一掃処分」の一品で、型式名も「千両箱2003」と、単なる初代のマイナーチェンジ版である。本来なら丸っきり話題に上がらない機種のはずなのに、キャラクター一つで注目させることに成功した例と言える。その後、公式冊子でキャラ復活を示唆しており、忘れられてないことに対してファンは大喜びしている。
ウルフ
 
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
ワイルドウルフ 2003/10 - 山佐 4.5 Atype-ST
狼烈伝 2006/02 2年4ヶ月 山佐 4.5 Atype-AT
「狼烈伝」の型式名は「ワイルドウルフR」であり、例の「2006年お蔵一掃処分」の一品。いずれも、ほとんど見ることがない超マイナー台だった。
プラネット
      
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
プラネット 1985/09 - 山佐 1 -
プラネットII 1987/07 1年10ヶ月 山佐 1.5 -
プラネットV 1987/07 同上 山佐 1.5 -
スーパープラネット 1990/06 2年11ヶ月 山佐 3 Atype
ネオプラネットXX 2002/07 12年1ヶ月 山佐 4 Atype-ST
プラネット999 2005/08 3年1ヶ月 山佐 4.5 Atype-ST
史上初のパチスロである「パチスロパルサー」のメイン開発をはじめ、0号機時代から業界内で暗躍するも、訳あって表舞台には出て来なかった山佐。しかし、1号機「プラネット」で、ついに山佐ブランドでのパチスロがリリースされた。「スーパープラネット」は、3号機でありながら全く裏モノ化せず、それまでマニアックだった大量リーチ目仕様を一般プレイヤーに認知させることになった。「ネオプラネットXX」では、業界初の全面液晶(正確にはELビジョン)を搭載し、パチスロの可能性を飛躍的に広げた。5号機では、「スーパープラネットV」が検定通過するも、残念ながらお蔵に入っていった。
レキオ
    
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
レキオ-30 1999/10 - 山佐 4 Atype
スーパーレキオ-30 2003/12 【テストのみ】 山佐 4.5 Atype
レキオ2-30 2009/06 9年8ヶ月 山佐 5 -
初代は、沖スロでは珍しく完全告知でなく、ボーナス成立後にチェリー出現率がアップする擬似前兆演出を搭載。ほぼ完全告知マシンオンリーの沖縄なのに、何故かこの仕様に限ってはすんなりと受け入れられて大人気となった。「スーパーレキオ-30」は、検定切れ対策のリプレースマシンとして登場するも、なぜか正式販売に至らなかった。5号機版は「初代完全踏襲」のコンセプトで、当然ながらウリだったボフッ告知も搭載されている。ちなみに、「レキオ」は、"琉球"のポルトガル発音とのこと。
海(マリン系)
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
海一番R 2003/03 - 山佐 4.5 Atype-ST
海二番 2003/11 【テストのみ】 山佐 4.5 Atype-ST
ダブルバー・ビッグウェーブ × 2006/12 3年9ヶ月 山佐 4.7 Atype-ST
パチスロにパチンコ演出が導入されるのは当時としては画期的な出来事であり、また、パチンコ界を席巻していた「CR海物語」がモチーフだっただけに、非常に大きな注目を集めた。しかし、極端なハイエナ仕様が明らかになった途端に客が飛んでしまった、非常に惜しい機種として記憶が残る。「海二番」は、直営店だけに導入されたテスト機種で、ここここなどの実戦レポートが残るのみ。また、4号機の最終リリースとなった「ダブルバー・ビッグウェーブ」の型式名は「海二番X」であり、イカチェックの「ビッグウェーブ」との後継関係は無い。
カバ
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
そんなカバな 1997/09 - 山佐 4 Atype
おいちょかばX 1999/10 3年1ヶ月 山佐 4 Atype
カエル乱発により人気低迷していた頃に、突然、山佐らしからぬおちゃらけ系マシンが登場。そのコミカルな雰囲気と、中段の数字を全て足して7か17になればボーナスという珍仕様がウケて、そこそこの人気機種になった。後継機の「おいちょかばX」では、さらにおいちょカブの概念を取り入れ、テトラリールの数字と大きさを競うゲーム性が追加された。個人的に、「おいちょかばX」のパネルデザインは、全てのパチスロの中でもトップクラスの美しさ(構成美)を感じる。
ピンクパンサー
  
THE PINK PANTHER and associated marks and characters TM&(C)1999 United Artists Corporation All rights reserved.
TM&(C)1998 United Artists Pictures Inc.Licensed by MGM Consumer Products
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
ピンクパンサー 1995/11 - 山佐 4 Atype
ピンクパンサー3 1999/03 3年4ヶ月 山佐 4 Btype-CT
「ニューパルサー」の特大ヒットによって、お金が有り余っていたであろう当時の山佐。それを裏付けるように、パチスロに対して初めて「タイアップ」という概念を持ち込み、さらにそれが世界的認知度が高いアニメということで、非情に大きな話題を読んだ。山佐初のCT機として登場した「ピンクパンサー3」は、豊富なリーチ目の継承はあるものの、CTスペックが中途半端でほとんど人気が出ることなく終わった。そのためか、結果的に、これが山佐唯一のCT機になっている。
アストロライナー
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
アストロライナー 1988/12 - 山佐 2 Atype
アストロライナー7 1998/10 9年10ヶ月 山佐 4 Atype
初代は、伝統の「大量リーチ目」を搭載した機種だが、その後にリリースされた「ビッグパルサー」が大ヒットしたために、完全にその存在が隠れてしまった悲運の名機。そして、歴史は繰り返すのか、業界初の7ライン機として登場した「アストロライナー7」は、同時発売の「ドクターA7」の陰に完全に隠れてしまい、ほとんど存在感を示すことなく終わってしまった。
後継機登場が待たれるタイトル
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
ダイバーズXX 1995/01 山佐 4 Atype
セブンリーグ 1995/06 山佐 4 A-Ctype
ビッグウェーブ 1998/07 山佐 4 Atype
イプシロンR 1999/05 山佐 4 Atype
シーマスターX 1999/07 山佐 4 Atype
マジカルポップス 1999/10 山佐 4 Atype
アラベスクR 2000/03 山佐 4 Atype
ハイパーラッシュ 2000/06 山佐 4 Atype
ナイツ 2001/02 山佐 4 Btype
トゥエンティーセブンR 2004/12 山佐 4.5 Ctype-ST
バイオハザード 2008/07 山佐 5 ART
モンキーターン 2011/03 山佐 5 ART
 
  個人的に、"全てのパチスロの中で一番好きな機種"と、迷うことなく言える「ダイバーズXX」の復活が強く望まれる。当時としては、「ニューパルサー」に次いで、2番目の設置台数を誇っていただけに、それなりにニーズはあると思うのだが…。あと、イカチェック演出が異様に楽しかった「ビッグウェーブ」も、5号機のノーマルタイプとしてウケる気がするが、なかなか復活しないのが歯がゆい。「マジカルポップス」は、当時は時代を先取りし過ぎて全く話題にならなかったが、今なら上質な萌えスロとして成功する可能性は十分。「シーマスターX」や「アラベスクR」などのテトラ名機は、いずれも後継機開発中の噂あり。「バイオハザード」はエンターライズに移ったために可能性は消滅、しかし「モンキーターン2」は、遠くない将来に出てきそうである。



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