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【補足】パチスロ全機種一覧ページの用語について
(1)「噂」、「濃厚」、「ほぼ確定」の違いについて
  いずれも未確定情報であり、後者ほど信頼度が高くなります。
  
  基本的には業界関係者の話を根拠にしていますが、版権を落としたり開発に着手していたりしても、最終的に
  保通協への申請すらせずにお蔵入りになるケースも非常に多いため、参考程度でご参照下さい。
(2)「保通協適合」と「検定通過」の違いについて
  「適合」とは、国家公安委員会の指定試験機関である「財団法人 保安電子通信技術協会」(保通協)により、
  各都道府県公安委員会の委託を受けて実施される「型式試験」を示しています。
  各都道府県単位でマシンの検定を行うたびに、いちいち各所で試験を行うと莫大な資金と手間がかかるため、
  試験を1回で済ますことでメーカーの負担減を目的とした制度です。(警察の天下り先確保の目的も含む)
  ここでは、主にマシン自体の構造、性能、出玉などが規格内かどうか「のみ」の試験が行われます。
  (試験料は、パチンコ1機種:約144万円、パチスロ1機種:約163万円)
 
 
  「検定」とは、各都道府県の公安委員会が、自分の地域に該当マシンを設置してもよいかどうかを審査すること
  です。もちろん、検定対象は「保通協の検査に適合したマシンのみ」となります。
  基本的には、メーカーが全都道府県の公安委員会に検定の申請を行い、それに合格した場合のみ、パチンコ店
  にマシンを設置することが可能となります。ただ、稀なケースとして、ターゲットとなる地域だけに検定を通す場合
  もあります。(沖縄限定の沖スロなど)
  検定有効期間は検定に合格した日から3年間です。
  したがって、検定を申請する時期は、発売予定日が近くなるまで待つのが基本パターンです。
  仕様チェックはすでに保通協で実施済みのため、型式試験に適合したマシンが検定で不合格になることはまず
  ありませんが、「機種名」や「卑猥な演出」などで引っかかるケースが散見されます。
    例 : ヤーマの:「平成博徒伝」 → 「平成カツヲ伝説」、アリストクラート:「爆裂王」 → 「怪胴王」など
  また、山梨県にだけ4号機の「秘宝伝」が存在しなかったのも、山梨県公安委員会での検定が不合格となった
  ためです。(山梨県公安委員会では、メーカーに対して「4号機の検定を申請する場合は2005年中に行うこと」と
  アナウンスしていたにもかかわらず、大都技研は2006年になってから検定申請したため)
  
 


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