【歴史探索@】 巨乳化記念(!?) ジャグリーの歴史 〜その4 [最終回]
その3の続きです。
これまでの歴史探索で、ジャグラーに登場するジャグリーは全てですが…
実は、ジャグラー以外でジャグリーが登場する機種が一つだけ存在しているんです。
それは、2000年7月に登場した4号機、
(C)KITA DENSHI
ワンダーレビュー2
そこには、様々なシルエット・ジャグリーが登場しています。例えば、メインパネルでは、
左端は今までと同じく空中ブランコに座ってるだけだけど…右端では、いきなり難易度を上げたポーズを披露。
そして、リールの右では、
リラックスして寝ころんだり、お尻を突き出してジャンプしたりと、ちょっとお色気系なジャグリー。
特に前者の寝ころびパターンは、クラシックジャグラーで登場する、
初のジャグリーランプの原型になっているだけに、ジャグリーの歴史を語る上で重要な機種です。
さらに、告知ランプには、ジャグラーシリーズと同じく「GOGO!ランプ」が採用されてるけど、
ランプ内にジャグリーが存在してて、「玉乗り」という芸をも身につけていることが発覚しています。
※万が一、これ以外に、ジャグラー以外でジャグリーが登場する機種(特に、液晶系のプレミアとか)があったら、
是非、教えて下さい!
【追記】
掲示板にて、ジャグリーが登場する機種がもう1つあることを教えて頂きました(ありがとうございます!)
それは、2008年10月に登場した「豊漁」。ここで、プレミア演出として、
史上初めて液晶上にジャグリーが登場するようです。(小冊子より)
これを知って、実機上での写真を撮ろうと久々に頑張ってみたけど…都合-50Kオーバーでギブアップ(;´Д`)
お願いだから、キレイな画像を貰えませんか?w > 北電子さん
管理人の知るところでは、これでジャグリーの登場シーンは全て終わりです。
ということで、最後に、ジャグリーが今までに披露した芸とその時の衣装、及び特徴を全てまとめてみました。
(どんたくファッションや着物など、サーカスに関係無いものは除外)
通番 | 機種名 | 芸 | 服 | 手袋 | 靴 | イヤリング | ジャグリー特徴 |
1 | ジャグラー | 空中ブランコ | 緑 | 緑 | 緑 | 無し | |
2 | ジャグラーV | 空中ブランコ | 青 | 黄 | 黄 | 無し | 初のタイツ着用 |
3 | ワンダーレビュー2 | 玉乗り | シルエット | 唯一の非ジャグ。初のシルエット化 | |||
4 | ゴーゴージャグラーSP | 空中ブランコ | 青 | 黄 | 黄 | 無し | 登場位置の変更(リール右下) |
5 | ゴーゴージャグラーS-30 | 空中ブランコ | 青 | 黄 | 黄 | 無し | |
6 | ジャグラーガール | 何かのショー | 緑 | 緑 | 緑 | 青 | シルクハット上。初のイヤリング着用 |
何かのショー | 緑 | 緑 | 緑 | 青 | 豪華衣装着用(扇子付き) | ||
猛獣使い | 赤 | 赤 | 赤 | 赤 | ムチを所持、初の尻披露 | ||
猛獣使い | 青 | 青 | 青 | 青 | 象に乗って調教 | ||
7 | ゴーゴージャグラーV | 空中ブランコ | 青 | 黄 | 黄 | 無し | |
8 | ジャグラーTM | 空中ブランコ | 青 | 黄 | 黄 | 黄 | |
9 | ファイナルジャグラー | 長い一輪車 | 赤 | 赤 | 赤 | 赤 | 豪華衣装着用、唯一の右目ウィンク |
10 | アイムジャグラーEX | 空中ブランコ | ピンク | ピンク | ピンク | ピンク | |
11 | アイムジャグラー7 | マジック | 水 | 水 | 水 | 水 | 初のシルクハット着用、初のハミ尻披露 |
12 | ラブリージャグラーA | - | 白 | 白 | 不明 | 白 | 初のヘアバンド着用、ジャグラーと初絡み |
何かのショー | ピンク | ピンク | ピンク | ピンク | 初のマント&ブーツ着用 | ||
13 | ジャンキージャグラー | 空中ブランコ | ピンク | ピンク | ピンク | ピンク | |
- | 水 | 水 | 水 | 水 | |||
14 | クラシックジャグラー | - | シルエット | 初の告知ランプ化 | |||
15 | アイムジャグラーSP | 空中ブランコ | シルエット | ||||
- | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 初の途中切れジャグリー(頭とセリフのみ) | ||
- | 赤 | 無し | 不明 | 赤 | 初の手袋無し(手のひら披露) | ||
16 | ハッピージャグラーV | 空中ブランコ | 青 | 黄 | 黄 | 無し | タイツが復活。足がコイン投入口の裏に |
衣装の傾向として、4号機までは「緑、青、黄」系が多かったのに対し、5号機では「ピンク、水色」系が
メインになっていることがわかります。
特に、5号機になってからは、シルクハット・マント・ヘアバンドなど、装飾品を付けるのが目立ってますね。
舞台上で初めて手袋を取って、手のひらを見せたのが初登場から12年後というのも、興味深いところです。
また、芸に関しては、
「空中ブランコ」、「玉乗り」、「猛獣使い」、「長い一輪車」、「マジック」、「各種ショー」
など非常に多彩で、サーカス界広しと言え、ここまで芸達者な女性サーカス団員はそうはいないでしょう。
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それに比べて、この男…
アイムジャグラーEX
いつもパーの形をしている手のひらを、たまに
ラブリージャグラーA
ピースにしてみたり、
アイムジャグラー7
人差し指を立ててみたり、
インスパイアジャグラー
グゥ〜グゥ〜してみたり、
くらいしか変化がなく、何一つ芸を見せた試しがありません。
いや、実は、唯一ジャグリーが登場しない「ハイパージャグラーV」で、ジャグリングをするシーンが
出てくるんだけど、
アップにしてみると…
( ゚Д゚)誰だ、お前は
ジャグラーシリーズで、唯一ジャグリングをするピエロが、ジャグラーでないという衝激の事実。
これもまた、ある意味、「北電子らしい」ということになるんでしょうか?w
余談ですが、上記のジャグリングをするピエロは、青い帽子や髪型などから推測すると、
各地で、大人な事情の爆裂を起こしていた、名機・サーカス3(4号機)に登場する、
このピエロだと思われます。
この機種の登場は、初代「ジャグラー」よりも半年ほど早い1996年7月。
つまり、ジャグラーの先輩ピエロにあたる、非常に偉大なピエロなんです。
なかなか芸を覚えないジャグラーに対して、先輩ピエロが一生懸命、手本を見せながら指導にあたってる…
そんな状況なのかも知れませんね。
今後は、ジャグリーの活躍はもちろんのこと、ジャグラーの初芸披露にも、是非、注目してみて下さい!
と、最後は、ちょっとギャグに走ってしまったけど、極端に長編化してしまった「ジャグリーの歴史」は、これで
全て終わりです。
最後の最後に、ジャグラーサーカス団の全メンバー紹介でシメっ!!
ジャグラー
初登場は初代「ジャグラー」。当然ながら、全ジャグラーで登場。
ただし、絵柄のみの登場でパネルにいないのは、「ハイパージャグラーV」、「ジャンキージャグラー」などが存在。
一番右は、「ラブリージャグラーA」でのみ披露するピースサイン。
ジャグリー
初登場は初代「ジャグラー」。「ハイパージャグラーV」以外で全て登場。途中、ハミ乳やハミ尻などを披露している。
必ず左目でウィンクしているが、「ファイナルジャグラー」のパネルの1つで唯一の右目ウィンクが存在。但し、ポスターや
壁紙を含めば右目ウィンクは多数存在するし、野球・カーリング・アーチェリーなどを嗜むスポーツウーマンぶりを発揮。
ジャグビー
初登場は初代「ジャグラー」と、意外にもサーカス団結成時からのメンバー。
「ファイナルジャグラー」のパネルの1つでメインを経験。その後、目立たないけど、5号機になっても必ずパネルに登場。
「ジャンキージャグラー」では、初めて絵柄として採用(但し、狙ってはいけない絵柄としてw)
ジャグビーの友達(?)ピエロ (二人)
いずれも「ジャグラーガール」でのみ登場。
"3"にジャグビーがいることや見た目の年齢などを考慮すると、おそらくは二人ともジャグビーの友達と思われる。
児童労働禁止法に抵触している恐れあり。
ジャグラーの先輩(?)ピエロ & 謎の足が細い人
いずれも「ハイパージャグラーV」でのみ登場。
ジャグラーの先輩は上述の通りだけど、実は、ルパンのように足の細いメンバーがここで密かに入団している模様。
とっつぁん坊や
「ファイナルジャグラー」で新入団。
シルクハットから推測すると、ジャグラーの弟子の可能性が高い。が、登場はこれだけ。顔まで出してるのに、ここまで
ぞんざいな扱いのジャグキャラは他に無く、今後の活躍が期待される。
ツノっち (五匹)
初登場は初代「ジャグラー」と、こちらも結成時のメンバー。
「ファイナルジャグラー」で、五匹兄弟(?)であることが判明。さらに、スピンオフの「サイサイ」では、既婚かつ子持ちであること
が判明(妻・ピンクサイ)。一番右は、「ラブリージャグラーA」でのみ披露するウィンク。
オっぽ (一匹)
初登場は「ゴーゴージャグラーV」のリプレイ絵柄。シッポがRの形をしていて、リプレイであることをアピールしている。
お蔵入りが決定してたけど、急遽、正式販売になったことで日の目を見ることに。その後、「ファイナルジャグラー」のパネルに
登場、サーカス団の一員であることが判明。しかし、登場はその2回のみ。一番右は、公式などで使われるお茶目バージョン。
[追記]
ハッピージャグラーVで復活(3回目の登場)。2010/4/1より、名前の一般公募がスタート。 ⇒「オっぽ」に決定
トラっぴ (一匹)
[追記]
「マイジャグラー」のリプレイ絵柄として登場した、5号機初の新加入キャラ。今後、パネルなどに進出してくると思われる。
「再プレイ⇒サイ」、「リスタート⇒リス」という駄じゃれキャラの流れを踏襲して、「リトライ⇒トラ」を採用。
名前は一般公募により「トラっぴ」に決定。新キャラ登場と同時に名前を公募したのは、ジャグ史上初めてのこと。
ゾウ (二頭)
初登場は「ジャグラーガール」。
当初はかなり獰猛なゾウとして描かれてたけど、「ファイナルジャグラー」では極端に可愛いゾウに変化。
とても同一ゾウとは思えないため、おそらくは二頭のゾウが活躍していると思われる。しかし、登場はその2回のみ。
アシカ (二匹)
「ジャグラーガール」でのみ登場。
上部パネルで、二匹が向かい合わせになって芸を披露。実際は単なる反転画像だけど、ここでは一応、二匹扱いで。
今後も、個人的に気になったことが出てきたら、また深く歴史を掘り下げていきたいと思いますので、その時は
またお付き合いください!
− 完 −
【追記】
掲示板にて驚愕の事実を教えて頂きました(ありがとうございます!)
ファイナルジャグラーに出てくるツノっちに関して、
なんで唐突に五匹も並んで登場するのか、個人的に謎だったんだけど…
実は、サイが五匹で「サイゴ」(=ファイナル)を意味してたらしいんです(^^;
さらに、同じくファイナルジャグラーで、
このとっつぁん坊やには名前があって、その名も「サイゴーどん」!
確かに、言われてみれば、似てるような気が・・・w
北電子のギャグと言えば、「再スタート⇒サイ」ばかりが有名だけど、こんな所にも密かに盛り込んでたんですね。
自力で気付けなかったのが非常に悔しいので、これから北電子の新機種が出たら、隠されたギャグが無いか、
じ〜っくりと探ってみたいと思います!
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