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パチスロ全後継機一覧〜メーカー別 【ユニバーサル系】
・「ユニバーサル」、「エレコ」、「ミズホ」、「メーシー」の4ブランドをまとめています。
・本土版(25φ)と沖スロ版(30φ)が同時期発売の場合、いずれかを除外しています。
・同一機種名の30φ版は除外しています。
・主人公が異なるスピンオフパチスロは、ここでは後継機として扱っています。
・発売時期が異なるマイナーチェンジ版は、ここでは後継機として扱っています。
・メーカーが異なる場合は、後継機として扱っていません。ただし、開発連携がある場合は後継機として扱います。
・成功度は、「○:ヒット」、「◎:大ヒット」、「×:特筆すべき悪評」を示しています。
・一番最後に、後継機の登場が待たれるものを独断でピックアップしています。
・最も間隔が空いたものは、「クラブトロピカーナ」⇒「トロピカーナ(5号機)」の18年11ヶ月。
クランキーコンドル
    
    
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
クランキーコンドル 1995/09 - ユニバーサル販売 4 Atype
クランキーコンテスト 1997/06 1年8ヶ月 ユニバーサル販売 4 Atype
クランキーコンテスト2 1998/03 9ヶ月 ユニバーサル販売 4 Atype
グランシエル 2000/02 1年11ヶ月 アルゼ 4 Atype
クランキーコンドルX 2006/08 6年6ヶ月 エレコ 5 RT
クランキーコレクション 2013/03 6年7ヶ月 アクロス 5
初代は、「小役回収打法」と「リプレイハズシ」の存在を広く一般に広めた、技術介入マシンの開祖的な存在。二代目の「コンテスト」では、ハズシ難易度を極端に上げて、「できるもんならやってみろ」的な挑発コンドルがパネルに描かれた。「グランシエル」の後継扱いは賛否あるかも知れないが、個人的判断で登録。5号機版は、新たな試みとして液晶コンドルが登場したが、ほとんど受け入れられなかった。その後、2008年に「スーパークランキーコンドル」が、2010年には「クランキーコレクション」が検定通過するも、リリースには至っていない。しかし、2013年に「アクロス」という新ブランドにて、再度、「クランキーコレクション」が検定通過し、今度は発売が確定した。初代と同じく、大量リーチ目&技術介入マシンとの噂があるが…!?

ミリオンゴッド
      
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
ミリオンゴッド 2002/07 - ミズホ 4 Ctype-AT
ゴールドX × 2003/06 11ヶ月 ミズホ 4.5 Ctype-AT
ゴールドXR 2003/09 3ヶ月 ミズホ 4.5 Ctype-AT
ミリオンゴッド〜神々の系譜〜 2011/08 7年11ヶ月 ミズホ 5 ART
ミリオンゴッド〜神々の系譜〜ゼウスVer. 2013/01 1年5ヶ月 エレコ 5 ART
「GOD揃いで10万円」、「爆裂マシンの頂点」、「4号機終焉の主犯」、「自殺者多発の元凶」など、良くも悪くも、常にパチスロ界で一番の話題を振りまくるシリーズ。通常時のリプレイまでも削って、出玉を極限まで放出モードに特化する仕様は、みなあきれながらも夢中になり、そして破産していった。それを思えば、5号機版のゴッドはゲーム性が豊かで、十分遊べる範囲の内容とも言えるが、将来的に「5号機終焉の主犯」として挙げられるのは間違い無い。「ゴールドX」にまつわる話は、はじめて物語・第6章を参照のこと。
トロピカーナ
      
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
トロピカーナ7 1985 - メーシー販売 1 -
トロピカーナ7X 1987/05 2年5ヶ月 メーシー販売 1.5 -
トロピカーナA 1988/08 1年3ヶ月 メーシー販売 2 Ctype
トロピカーナ(4号機) 1993/04 4年8ヶ月 メーシー販売 4 Btype
クラブトロピカーナ 1993/10 6ヶ月 メーシー販売 4 Btype
トロピカーナ(5号機) 2012/09 18年11ヶ月 エレコ 5 ART
初代は、いわゆる「遅れ」という独特なフラグ告知が特徴的な機種。その後、2号機「トロピカーナA」は業界初のCタイプ、4号機「トロピカーナ」は業界初のBタイプと、新タイプ挑戦のタイトルとなった。「トロピカーナ7UP」、「トロピカーナ7S」、「トロピカーナ777」は、本土版に対応する沖スロ版のため除外。ただし、「トロピカーナ7S」には遅れが存在せず、中身は「ファイアーバード7U」である。5号機版は、告知ランプはハナハナパクリだし、遅れ機能やリールフラッシュも無さそうだし(実際はありました)、一体何を指して「トロピ」なのか、全くもって意味不明である。
花火(ドンちゃん)
      
      
      
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
花火 1998/08 - アルゼ 4 Atype
大花火 1999/12 1年4ヶ月 アルゼ 4 Atype
ドンちゃん2 2000/11 11ヶ月 アルゼ 4 Atype
デカドンちゃん2 2001/03 4ヶ月 アルゼ 4 Atype
花火の親方 × 2001/03 同上 アルゼ 4 Atype
花火百景E 2003/03 2年0ヶ月 エレコ 4.5 Atype
青ドン 2007/06 4年3ヶ月 ミズホ 5 -(天井RTのみ)
赤ドン 2007/11 5ヶ月 ミズホ 5 ART
緑ドン 2009/05 1年6ヶ月 エレコ 5 ART
青ドン花火の極 × 2009/11 6ヶ月 エレコ 5 -(天井RTのみ)
青ドン花火の匠 2010/03 4ヶ月 エレコ 5 -(天井RTのみ)
出番だ!葉月ちゃん 2010/09 6ヶ月 エレコ 5 -(演出RTのみ)
緑ドン〜VIVA!情熱南米編〜 2010/12 3ヶ月 エレコ 5 ART
赤ドン雅 × 2011/11 11ヶ月 エレコ 5 ART
ドンちゃん祭 2012/08 9ヶ月 エレコ 5 ART
ユニバーサルきってのキラーコンテンツであり、初代「花火」からほとんど途切れることなく、現在までリリースが続いている。4号機では、初代はもとより、大量獲得の「大花火」、キャラ選択可能な「ドンちゃん2」、全面カラー液晶の「花火百景」と、そのほとんどが名機として語り継がれる。5号機では、最初の「青ドン」が大成功を収め、その後、各色のドンちゃんがバランス良くリリースされるようになった。ただし、最近は緑ドン系だけがヒットし、青・赤ドン系は不発で終わるケースが多い。最新の「ドンちゃん祭」では、久々に3人のドンちゃんが登場している。
バジリスク
  
(C)山田風太郎・せがわまさき・講談社/GONZO
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
バジリスク〜甲賀忍法帖〜 2009/12 - ミズホ 5 ART
バジリスク〜甲賀忍法帖〜U 2012/06 2年6ヶ月 メーシー販売 5 ART
初代は、初めてART純増枚数が2.1枚/Gの壁を破って、2.3枚/Gを記録した高純増マシン。ただ、どう計算しても保通協のシミュレーション試験でひっかかるはずであり、なぜこれが通ったのか、長きに渡って議論されている(いまだに結論が出てない?)。「バジリスクII」は、いわゆる"理論CTギャップ"(15枚で終了するCTにおいて、シミュ試験は「いきなり15枚獲得」、実射試験は「14枚獲得→15枚獲得」と13枚のギャップを作る、シミュ試験の裏をかいた手法)を突き詰めて、2.7枚/Gという高純増を実現した。この方式は、後の「こすみっくヒーローズ」、「キン肉マン2」、「豪炎高校」などで採用されている。
コンチネンタル
      
      
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
コンチネンタル 1990/10 - 瑞穂製作所 3 Atype
コンチネンタルIII 1990/10 同上 メーシー販売 3 A-Ctype
コンチネンタルII 1992/03 1年5ヶ月 ユニバーサル販売 3 Atype
オリエンタルII 1993/11 1年8ヶ月 ユニバーサル販売 4 Atype
ハリケーン 1995/03 1年4ヶ月 ユニバーサル販売 4 B-Ctype
インターコンチ 2001/07 【テストのみ】 アルゼ 4.1 Atype-AR
コンチ4X 2001/08 9年5ヶ月 アルゼ 4.1 Btype-AT
コンチ4XZ 2001/12 4ヶ月 アルゼ 4.1 Atype-AT
コンチネンタルV × 2012/02 10年2ヶ月 メーシー販売 5 ART
全て異なるブランドでリリースされた3号機・3兄弟は、それぞれが特徴的なスペックであり、特に裏モノ爆裂の「I」、SIN集中爆裂の「III」は大人気となった。本来ならば「IV」も出るはずだったが、裏モノ問題で残念ながらお蔵入りに。「オリエンタルII」は、「コンチネンタル」の後継機として期待を集めたが、爆裂するはずもなくファンを大きく失望させた。見栄えが初代によく似ている「ハリケーン」と「インターコンチ」は、中身はそれぞれ「キングオブカリブ」、「サーフトリップ」とほぼ同じ。「コンチ4X」は極端に機械割が高く、爆裂AT時代を象徴するマシンとして名を馳せた。5号機版の「コンチネンタルV」は、残念ながら不人気に終わり、このシリーズの終焉を感じさせた。他に、「コンチネンタル0(ゼロ)」なる機種が適合しているが、お蔵入りの可能性が高そう。

エージェント
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
エージェントチームSSS 2010/03 【テストのみ】 エレコ 5 ART
エージェント・クライシス × 2011/10 1年7ヶ月 エレコ 5 ART
初代がテスト導入のみで、二代目が正式発売という、珍しい後継パターン。キャラクターはほぼ同じで、スペックだけが異なる。特に二代目は、ART純増が初めて3.0枚/Gに到達した記念すべき機種だが、一般プレイヤーにとってはあまりに意味不明な仕様であり、さらに「赤ドン雅」の抱き合わせによる大量導入という背景もあって、新装2日目で完全に客が飛ぶという悲惨な状況になってしまった。ただ、ここから始まったシミュ試験の裏をかく"0枚ボーナス(ゼロボ)仕様"は、その後、「ねぇ〜ねぇ〜島娘」の"潜伏ゼロボ仕様"に発展し、「聖闘士星矢」、「麻雀物語2」などの高純増ヒットマシンを生む原動力となった。
サンダーV
      
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
サンダーV 1997/12 - メーシー販売 4 Atype
サンダーV2 2001/12 4年0ヶ月 メーシー販売 4.1 Atype-AT
サンダーVスペシャル 2006/12 5年0ヶ月 エレコ 5 -(天井RTのみ)
ダイナミックサンダーV 2011/05 4年5ヶ月 エレコ 5 -
初代は、光と音の共演が斬新で、全てのパチスロの中でもトップを争うほどの革命マシン。二代目は、液晶搭載かつ爆裂AT機と、初代とは全く違うものになるも、「Vモード」を選択することにより、初代と同じ予告音・リールフラッシュでの演出を楽しむことが出来る。今では珍しくない「初代モード」は、この「サンダーVII」が元祖。「サンダーVスペシャル」は、5号機で初めて3万台オーバーを記録し、5号機に希望を持たせたヒットマシン。「ダイナミックサンダーV」は、早すぎる告知が不評で、稼働が続かなかった。
デビルマン
  
(C)永井豪/ダイナミック企画
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
デビルマン3 2005/11 - エレコ 5 RT
デビルマンII-悪魔復活- 2010/08 4年9ヶ月 エレコ 5 ART
初代は、初の「同時抽選」、「完走RT」、「QR表示」などを採用しており、5号機時代の幕開けに力を入れていたユニバマシンらしく、その後の5号機に大きく影響を与える内容であった。ただ、「設定2段階」に関しては、「各メーカーはこの方式を来年度には採用することは間違いありません」、「今後は業界標準になります。」などと大風呂敷(PDF)を広げた割には、わずか数ヶ月で自ら放棄してしまった。なお、それから5年近くたってリリースされた後継機は、筺体・演出は素晴らしく進化するも、特に目新しい機能は搭載されていない。
タコスロ
    
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
タコスロ 1996/10 - 瑞穂製作所 4 Atype
オオタコスロ2 × 2002/02 5年4ヶ月 エレコ 4 Atype-AT
タコスロ7R 2009/03 7年1ヶ月 アルゼ 5 RT
「コンチネンタル」の検定取消に伴い、活動自粛を余儀なくされていた瑞穂。4年の自粛期間があけ、復活第一弾としてリリースしたのが初代「タコスロ」であった。技術介入ブームの真っ盛りに登場しただけあって、リプレイハズシの難易度が非常に高い「喰えるパチスロ」として、歴史にその名を残している。二代目の「オオタコスロ」は、何故か目押しがほとんど必要のない大量獲得仕様になり、肩すかしを食らったファンが非常に多かった。5号機では、初代を意識しまくって、目押しに大きな役割を与えるも、時代に全くマッチしなかった。
デュエルドラゴン
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
デュエルドラゴン2 2000/02 - アルゼ 4 Atype
デュエルドラゴンR 2000/02 同上 アルゼ 4 Atype
デュエルドラゴンキングダム 2009/05 9年3ヶ月 エレコ 5 ART
初代はユニバ初の液晶搭載機で、自社ゲーム「ミスタードゥ」のキャラクターが活躍。二代目も、その世界観やキャラクターが継承されており、一方で出玉性能は大きく進化している。
バーサス
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
バーサス 1998/06 - アルゼ 4 Atype
バーサス(新) 2009/02 【テストのみ】 アルゼ 5 -(天井RTのみ)
二代目はテスト導入だけで終わっており、正式な後継機は存在しない。しかし、新たなバーサスを開発中との噂があり、登場が期待される。
バトルシーザー
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
バトルシーザーXXX 2007/03 - ミズホ 5 RT
怒濤の剣 2008/09 1年6ヶ月 ミズホ 5 RT
機種名は異なるが、登場キャラクターが同じで、かつ演出内容もよく似ている。二代目は、ART継続率99%の存在が話題になった。
格闘激戦区
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
格闘激戦区 2006/10 - エレコ 5 RT
アルティメットブレイク拳 2008/06 1年8ヶ月 ミズホ 5 RT
二代目は、何故か選択キャラクターが前作から2人減って3人になるという、ある意味、後継機の常識を覆した。その代わり(?)、完全にパンチラ台と化しており、そこらじゅうでパティや脇役キャラのパンチラを拝むことが出来る。
カッパ
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
リーチ目発見!スロガッパ 2008/02 - エレコ 5 -
キングガッパ 2008/05 3ヶ月 エレコ 5 -
「5号機のリーチ目はアルゼから始まる!」のキャッチコピーで登場。リーチ目は山佐型がメインであり、パネルにカエルを追いかけるカッパが描かれていることからも、打倒ニューパルの決意を感じさせる。「キングガッパ」は、単なる確率違いバージョン。5号機でどこよりも早く大量リーチ目を実現したのは賞賛に値するが、市場はもはや新しいリーチ目マシンを楽しむ状況でなく、いずれも超マイナー台で終わってしまった。なお、他に「デメガッパ1」も検定通過していたが、お蔵に入っていった。いったいどんなキャラだったのか、非常に気になる。
アレックス
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
アレックス 1999/01 - アルゼ 4 Atype
アレックス7R 2008/04 9年3ヶ月 アルゼ 5 -(天井RTのみ)
ユニバのトレードマークである始祖鳥(アレックス)がメインキャラクターであり、往年のユニバヒットマシンの集大成として登場。効果が高かったBIG中のリプレイハズシが同じ手順で継承された。
ゲッターマウス
      
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
ゲッターマウス 1996/11 - ECJ 4 Atype
ゲッターマウス2 1997/06 7ヶ月 ECJ 4 Atype
サクセション 1998/08 1年2ヶ月 ECJ 4 Atype
ゲッターマウス7R 2007/07 8年11ヶ月 アルゼ 5 -(天井RTのみ)
とにかく個人的に思い入れが強い初代ゲッタマ。これの面白さを語リ出すと100ページくらいかかるので省略するが、半年以上もたってから等価仕様(ゲッターマウス2)がリリースされたという事実だけで、いかに全国的に人気があったか窺い知れる。5号機ゲッタマにて初めて7R筺体が披露されたが、鉢巻リールやキンキャメ動作があまりにも余計過ぎて不評を買った。初代リールを再現したのは、「リーチ目を懐かしんで欲しい」という意図のはずなのに、全てが中途半端な状態で、初代ファンにとっては完全に消化不良、知らない人にとっては意味不明な演出と、何をしたかったのかよくわからない機種で終わってしまった。
キューティーハニー
    
(C)永井豪/ダイナミック企画
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
キューティーハニー3 2006/02 - エレコ 5 RT
スーパーキューティーハニー 2007/06 1年4ヶ月 エレコ 5 RT
ウルトラキューティーハニー 2008/02 8ヶ月 メーシー販売 5 ART
「スーパー」、「ウルトラ」と続くたびに、どんどん出玉性能が過激になっていき、それぞれ当時の機械割No.1を争った。なお、設定構成が「2段階」→「3段階」→「4段階」と変遷しており、このシリーズだけで設定少数段階をだんだん諦めていく様子が伺える。また、初期のユニバ5号機の特徴だった1ライン仕様も、あまりの不評ぶりに、「ウルトラ」では5ラインに変更された。
シンドバッド
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
シンドバッドアドベンチャーは
        榎本加奈子でどうですか
2004/03 - エレコ 4.7 Atype-ST
ちょいスゴ!! アリババインファンタジア 2007/09 3年6ヶ月 エレコ 5 -(天井RTのみ)
初代は「シンドバッド」、二代目は「アリババと40人の盗賊」と、モチーフ話が異なるが、いずれも「千夜一夜物語」からの挿話である。そういったことを知らずとも、エノカナを打ち込んだ人は、キャラや演出の雰囲気で間違いなく両者の後継関係に気付くと思われる。初代は、リリース直後に大魔神・佐々木との不倫関係が発覚し、この機種も変な形で注目されることになった。その後、スロッターにとっては愛着のある榎本加奈子の後継がないのは、致し方ないところか。
潮姫
      
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
はいさい潮姫 2006/01 - エレコ 5 -
ちゅら姫SUN 2006/06 5ヶ月 エレコ 5 -
らくちん沖姫 2006/09 3ヶ月 エレコ 5 -
やっぱりいいネ! 2007/03 6ヶ月 エレコ 5 RT
5号機のあり方を模索していた時代に連発した、インパクト抜群の沖縄系パチスロ。このシリーズも、設定構成が「2段階」→「3段階」→「6段階」と変遷したが、「1ライン仕様」は4作とも共通している。全作におけるヒロインは「彩ちゃん」であり、初登場時には、公式サイト上で「三洋物産からモデル使用許諾を得ている」ことが明記された。その後、シリーズが進むたびに新キャラ追加が恒例となり、さらに連チャンによるお色気シーンがウリの機種になっていった。
マリーンバトル
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
マリーンバトル 2000/04 - ミズホ 4 Atype
モエるまりんバトる 2006/12 6年8ヶ月 エレコ 5 ART
後継機に萌えキャラが追加され、萌えスロ化した例としては、ネットの「ブラックジャック」→「スーパーブラックジャック」(リオ、ミント)があるが、この機種のあまりに極端な萌え化ぶりにぶっ飛んだファンは多かったと思われる。また、それまでにない思い切った電波ソング(動画)を採用したことでも話題になった。ただ、世界観や各種デザインなどに関しては、細いところまで初代を踏襲している。ここで搭載されたナビシステムは、その後の「赤ドン」にほとんどそのまま流用された。
武蔵
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
宮本武蔵 2004/12 - アルゼ 4.5 Atype-ST
剣豪!武蔵 2006/03 1年3ヶ月 エレコ 5 -
個人的にどちらの機種も見たことすらないので、後継関係にあるのかどうかわからないが、どっちも「武蔵」が主役なのでとりあえず登録して意見待ち。
アステカ
      
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
アステカ 1999/03 - ECJ 4 Btype-CT
デルソル2 2000/07 1年4ヶ月 エレコ 4 Btype-CT
アステカレジェンドR × 2002/12 2年5ヶ月 エレコ 4 Btype-CT
アステカリターンズR × 2004/01 1年1ヶ月 エレコ 4.5 Atype-ST
後継機が失敗することはよくあることだが、このタイトルほど派手に転がり落ちていったものも珍しい。爆裂AT時代に出た時期はずれのCT機「アステカレジェント」は、重いボーナス確率、劣化したリール制御、世界観ぶち壊しのドギーなど、思っきりアステカブランドを傷つけたが、次の「アスカリターンズ」はそれに輪をかけた不評ぶり。設定1のRT解除率が1/747で天井無しという狂った仕様で、ネットに6000Gハマリ画像が流出するなど、長きに渡って語り草となった。それ以降、復活の兆しすらないのはやむを得ないところか。
爆釣
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
爆釣 2001/09 - メーシー販売 4.1 Atype-AT
イレグイ 2002/09 1年0ヶ月 メーシー販売 4 Atype
長らくSNKプレイモアと係争する要因となった機種。最終的にSNKプレイモアが勝訴しただけに、この機種をサイトに載せる時、どういう著作権表示をつけたらいいのかいつも悩む。パンチラを見せまくる「びわ子ちゃん」、大きく乳を揺らす「はるな先生」、パンチラどころかノーパンまで披露してしまう「かすみ嬢」など、萌えスロ史に数多くの足跡を残している。
クレイジーレーサー
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
クレイジーレーサー 2001/04 - メーシー販売 4.1 Btype-AT
クレイジーレーサーR 2001/09 5ヶ月 メーシー販売 4.1 Btype-AT
純増枚数など、初代で物足りないと思っていた部分がことごとく強化され、個人的に登場を楽しみにしていた後継機。しかし、何故かほとんどホールに入らず、結局、一度も出会うことが無く終わった。
エヌジェー
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
エヌジェーCT 2000/06 - エレコ 4 Btype-CT
ナイトジャスティス 2001/07 1年1ヶ月 エレコ 4 Atype-AR・ST
忍者がモチーフだから「Ninja」→「Nj」か…と思ってたが、その後、やはり忍者モチーフの「NJ(Night Justice)」が後継機として登場して、混乱したことが記憶に残る。が、両者ともどんなパチスロだったかは、ほとんど記憶に残っていない。
ディージェイ
      
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
ドギージャム 1997/12 - ECJ 4 Atype
ディージェーブロー 1998/03 3ヶ月 ECJ 4 Atype
ディージェー 1998/04 1ヶ月 ECJ 4 Atype
サクセション 1998/08 4ヶ月 ECJ 4 Atype
初代はリプレイハズシが超強力な個性的マシンだったのに、二代目は雰囲気がほとんど「ゲッターマウス」と化し、さらに三代目に至っては中身が丸っきり「サンダーV」と同じという、全くポリシーが感じられなかったシリーズ。最終的に、正式に「ゲッターマウス」と合体して、「サクセション」という機種へと行き着いた。
エンジェル
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
CCエンジェル 1996/07 - メーシー販売 4 Atype
ベイビーエンジェル2 1997/03 8ヶ月 メーシー販売 4 Atype
それまでに無かったファンシー系パチスロで、「フラップくん」なる可愛いキャラクターが特徴的なシリーズ。過去のヒット機種の頭文字に「C」が付くもの(コンチネンタルやクランキーコンドルなど)が多かったため、縁起をかついで「CC」が付けられた。なお、初代が「CCエンジェル」、二代目が「BBエンジェル」だったので、その流れで三代目は「AAエンジェル」か?と思いきや、二代目で打ち止めになってしまった。
フリッパー
  
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
フリッパー3 1994/07 - ユニバーサル販売 4 Atype
ゴールデンフリッパー 1995/04 9ヶ月 ユニバーサル販売 4 Atype
ユニバ初のコミカル系パチスロで、JACゲーム中に簡単な目押しをすると、イルカが揃って「キュイキュイキュイ」という可愛い鳴き声が発生する。「ゴールデンフリッパー」は、確率違いのマイナーチェンジバージョン。ちなみに、5号機で「フリッパー2」なる機種が適合するも、リリースされる気配は無い。
アメリカーナ
      
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
アメリカーナ 1980 年ヶ月 ユニバーサル販売 0 箱型筺体
アメリカーナ・ボーナス 1982 2年0ヶ月 ユニバーサル販売 0 箱型筺体
アメリカーナ15 1982 同上 ユニバーサル販売 0 箱型筺体
アメリカーナ・ボーナスウィン 1984 2年0ヶ月 ユニバーサル販売 0 箱型筺体
アメリカーナXX 1985/07 1年7ヶ月 ユニバーサル販売 1 -
アメリカーナミント 1987/05 1年10ヶ月 ユニバーサル販売 1.5 -
アメリカーナX-2 1988/05 1年0ヶ月 ユニバーサル販売 2 Atype
アメリカーナマグナム 1991/01 2年8ヶ月 ユニバーサル販売 3 Atype
フラグ成立後における50枚吸い込み&払い戻しの「アメリカーナXX」、BIG終了後における90秒待機の「アメリカーナX-2」など、何かとヘンテコな機能を搭載されることが多かったが、0号機から3号機までの全てでリリースされ、ユニバ初期を支えた名シリーズ。しかし、何故か4号機では一度もリメイクされることがなく、完全に途切れてしまった。「トロピカーナ」や「リバティベル」が5号機でリメイクされているだけに、この「アメリカーナ」復活も近いかも。なお、「アメリカーナXXXS」は、「アメリカーナミント」の沖スロ版のため除外。
リバティベル
    
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
リバティベル 1980 年ヶ月 ユニバーサル販売 0 箱型筺体
リバティベルIII 1989/07 9年7ヶ月 メーシー販売 2 Atype
リバティベルIV 1990/01 4ヶ月 ユニバーサル販売 2 Atype
「リバティベル」の中身は「アメリカーナ」と全く同一で、前者は関東地方、後者は関西地方に導入された。その後、11G連チャン仕様の「III」、5G連チャン仕様の「IV」など、露骨な規則性を持つ連チャン仕様がノーマル機として登場。当時のユニバは、業界トップであると共に最も違法連チャンの組み込みに熱心なメーカーで、どちらも巧みに保通協を通過させた後に、展示会で裏システムであることを公表するという、今では考えられないことを平然とやっていた。ただ、さすがに世間が騒がしくなり、「IV」は半年もたたないうちに自主規制として販売終了した。5号機では「リバティベルネオ」が適合するも、リリースされる気配は無い。
ファイアーバード
    
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
ファイアーバード 1985/09 - 瑞穂製作所 1 -
ファイアーバード7 1986/12 1年3ヶ月 瑞穂製作所 1 -
ファイアーバード7U 1987/03 3ヶ月 瑞穂製作所 1.5 -
ファイアーバードEX 1988/07 1年4ヶ月 瑞穂製作所 2 Atype
1.5号機の「ファイアーバード7U」は、攻略効果が絶大など、さまざまな要因でプレイヤーから大きく支持され、結果的にロングセラーとなった。"ファイアーバードが好きだった"という人は、たいていの場合、その「7U」を指している。「ファイアーバードEX」は、「アメリカーナX-2」と同じく、BIG終了後の90秒待機仕様が不評で、人気が出なかった(BIG中をさくさく消化させるためにウェイトを全てカット、その代償として90秒待機を設ける必要があったが、これが完全に仇になった)。なお、「ファイアーバードフラッシュ」は、「ファイアーバードEX」の沖スロ版のため除外。
後継機登場が待たれるタイトル
機種名 成功度 導入日 間隔 メーカー(ブランド) 号機 タイプ
センチュリー21 1989/04 瑞穂製作所 2 Atype
チェリーバー 1992/12 ECJ 4 A-Ctype
ソレックス 1993/07 ユニバーサル販売 4 A-Ctype
イヴX 1994/04 メーシー販売 4 Atype
トリプルウィナー3 1995/01 ECJ 4 Atype
スーパーモグモグ2 1995/10 ECJ 4 Atype
レッツ 1997/09 メーシー販売 4 Atype
ビーマックス 1998/11 アルゼ 4 Atype
ナイン 1999/08 ECJ 4 Atype
ワードオブライツ 1999/08 瑞穂製作所 4 Btype-CT
タロットマスターR 2000/07 メーシー販売 4 Atype
リアルボルテージ2 2000/09 アルゼ 4 Atype
ギャンブルコンボ2 2001/07 アルゼ 4 Btype-RT
シャドウハーツII 2009/01 ミズホ 5 RT
スーパーリアル麻雀 2009/02 メーシー販売 5 ART
銀河英雄伝説 2009/09 ミズホ 5 ART
 
  名機復刻シリーズが盛んな割に、特にファンが多いと思われる「ビーマックス」が単発状態のままなのは、なんだか不思議な気がする(最後の切り札?)。「リアルボルテージ2」は、この動画によると「葉月の好きなキャラベスト5」及び「5号機でリバイバルして欲しいベスト5」で二冠に輝いていることから、可能性は高いと言える。「銀河英雄伝説」もかなりの高評価だっただけに、第二弾あるかも。


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