【歴史探索@】 巨乳化記念(!?) ジャグリーの歴史 〜その2
その1の続きです。
まず、初登場のジャグリーは、
(C)KITA DENSHI
1997年1月に登場した、初代「ジャグラー」
発売当初はマイナー機もいいとこだったけど、結果的にはヒットマシンとなった機種ですね。
(詳しくは、はじめて物語・3章を参照のこと)
肝心のジャグリーは・・・リールの右上に存在。
※パネル
大きな写真が無いから無理やりアップだけど、初登場シーンはお馴染みの空中ブランコです。
興味深いのは、実際のパチスロの方では緑の衣装を着ているのに、小冊子の方では
※小冊子
ピンクの衣装を着てて、実機と小冊子が異なっている点。
このピンクの衣装は、ずっと実機上では登場しなかったけど、ちょうど10年後の
特大ヒットマシン、「アイムジャグラーEX」で初めて登場することになりました。
社運をかけた5号機の一発目ということで、初心(?)に戻したのでしょうか?・・・多分、偶然だと思うけどw
さて、2回目の登場は、二代目ジャグラーの
※パネル
「ジャグラーV」
こちらは初代と違って、小冊子の方も
※小冊子
全く同じファッションになっています。
初代と変わったところと言えば、衣装が緑から青になった点やブランコのヒモを持つ位置が浅くなった点、
そして、特筆すべきは・・・
足が露出しているのに、真冬でも笑顔で頑張っているジャグリーを見て、不憫に思ったのでしょうか。
ここで、暖かそうなピンクのタイツを履かせてもらいました。エエ話や・・・(;∀;)
まぁ、このピンクタイツは、2年後にまた脱がされちゃうんだけど(^^;
3回目の登場は、
「ゴーゴージャグラーS&SP&SP-30」(Sはテスト導入のみ)
ここでは、ジャグリー自体は全く同じだけど、リール右上から右下へと、その登場位置に変化がありました。
パネルデザインが全体的に変わったことによる影響だけど、ジャグリーの両脚の間に「Insert Medal」ランプが
あるところを見ると、後で無理やり当てはめた感がアリアリと・・・(^^;
この辺りの計画性の無さは、さすが、一番重要なはずの告知ランプを「そこしか空いてなかったから」と
いう理由で左下に配置した、北電子らしいw
次の「ハイパージャグラーV」は前述の通り、全ジャグの中で唯一、ジャグリーが登場しない機種。
しかし、そのたった1回のお休みの間に、ジャグリーは新しい芸を身に付けていた模様です。
4回目の登場は、
「ジャグラーガール」
初めてジャグリーがメインパネルに進出してきた、記念すべき機種です。
アップにしてみると・・・
※小冊子
ポーズはほとんど同じだけど、巨大なシルクハットに座って、何らかの芸を披露しているような感じ。
空中ブランコ以外で登場するのも、これが初めてのことですね。
さらに、前述した通り、ピンクタイツは脱がされちゃったけど・・・ここで、初めて追加されたものが存在!
それは、
まん丸の形をしたイヤリング
以降、ジャグリーは衣装とイヤリングの色のコーディネートに気を使うようになっていきます。
ちなみに、リールパネルには、空中ブランコの他に、
シルエットで描かれた、走ったり、エアロビみたいなのをするジャグリーも存在。
後の、「クラジャグ」や「アイジャグSP」で使われる「シルエット・ジャグリー」のルーツと言えるでしょう。
・・・と、実は、「ジャグラーガール」はそれで終わりではありません。
全国的にもかなり珍しい(?)
別パネルバージョンが存在。
メインパネルのアップを見てみると、
※小冊子
ジャグリーが、なんか宝塚みたいな豪華な衣装をまとって登場(^^;
そして、GOGO!ランプの横では、
その引き締まった美尻を初めてプレイヤーに披露!
さらには、コイン投入口の裏では、
巨象に乗ってて、いつの間にか「猛獣使い」という新たな芸をも、身につけていることが判明!
さすが、機種名が「ジャグラーガール」なだけあって、いろんな意味でジャグリーにとって歴史的なマシンとなりました。
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5回目の登場した「ゴーゴージャグラーV」は、「ゴーゴージャグラーSP」と同じなので割愛。
6回目の登場は、
「ジャグラーTM」
空中ブランコのみに戻ったけど、今回は風船の上に描かれてて、かなり華やかなイメージになりました。
ちなみに、今回は衣装の青に合わせたのか、黄色のイヤリングにコーディネートしてます。
そして、強烈な変化があったのは7回目に登場した、
「ファイナルジャグラー」
なんか美空ひばりみたいな格好をした、ド派手な女として登場。
アップの絵を見ると、
※ゲームパッケージ
明らかに胸が大きくなってるし、太もも付近も妙にムチムチした感じに変化してます。
そして、ここでジャグリー史上、初めてというモノが発覚しました。
それまで、必ず左目でウィンクしていたジャグリーだけど、ここで初めて右目でウィンク!
この後のウィンクも全て左目だから、これが唯一の「右目ウィンク・ジャグリー」になります。
これは、意図的なモノなんでしょうかね。それとも、単なるうっかりミスなんでしょうか?w>川崎さん
ちなみに、ジャグリーはリール右にも登場してるけど、今回はいつもの空中ブランコじゃなくて・・・
長〜〜〜い一輪車に乗るという、非常に難易度が高そうな芸を披露。
さすがに、約10年もサーカス団に所属してるだけあって、持ち芸も円熟味を増してきました。
その他にも、この機種は6種類のパネルを同時発売してるんだけど、そのうちの
「花笠&しゃもじ」のどんたくファッションで踊るジャグリー。
芸達者なのはいいけど、だんだんとサーカスとは関係ない領域へ・・・
さらに、
和装カツラを付けて、なぜか着物がはだけた状態で踊るジャグリー。
もはや、何でもあり状態になってきました(^^;
ちなみに、ここで、ジャグリー史上初の
ハミ乳を披露しています。
4号機の最後にして、突然コミカル感あふれる女になってしまったジャグリーだけど・・・5号機では、またどんどん
と新たな芸を身に付けていく、仕事熱心な女性に戻っていきます。
ということで、4号機までのジャグリーの歴史はこれで終了、次からは、いよいよ現役の5号機ジャグリーです。
と、ここでちょっとジャグリーと関係無い余談を。
上記の「ファイナルジャグラー」では、ジャグラーサーカス団に関して、色々と新しい事実が明らかになっています。
まず、
実は、ツノっちは五匹兄弟(?)だったということ。
それまで絵柄でしか登場しなかったリスが、ジャグラーサーカス団の一員だったこと。
そして、ジャグラーガールでは非常に怖そうだった象が、ツノっちのような優しい雰囲気の象に変化していること。
サーカス団と関係ないけど、タイトルロゴに、なぜか金の鯱鉾が乗っている点も見逃せません(東海地区向けパネル?)
さらに、同パネルバージョンのリールパネルに描かれている、
とっつぁん坊やっぽい人物が、ここで入団しているということ。
そして、最も衝激的な事実(特にジャグラーファンにとって)だったのは…
カトちゃんかよ( ゚Д゚)
さすが、パチスロに数多く登場するピエロの中でもトップに君臨するジャグラー、こんなところでも笑わせてくれるとは
思いませんでしたw (このパネルの大きな画像を見たい方はこちら)
さて、ここから、5号機に突入だけど・・・
相変わらず異様に長くなっちゃったので、続きは後日に。
次回が、多分、最終回。
5号機から現在までのジャグリー歴史と、最後のジャグリーまとめを、ジャグラーこぼれ話を交えてまとめたいと思います。
⇒その3へ
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